ティム・バートン次回作は「ビリーブ・イット・オア・ノット」に

2005/11/29

ティム・バートンの次回作が、パラマウントのアクションアドベンチャー「ビリーブ・イット・オア・ノット(Ripley’s Believe It or Not)」になりそうだ。現在、パラマウントは「猿の惑星」から「チャーリーとチョコレート工場」までの「コープスブライド」を除くティム・バートン作品のプロデューサーを務めたリチャード・ザナックとプロデュースを依頼しており、交渉に入っている。

この映画は探検家で新聞のコラムニストであるロバート・リプリーの伝記映画。ロバート・L・リプリー役の最有力候補はジム・キャリーだ。実現すると、バートンとは初の組み合わせとなる。映画のタイトルとなっている「ビリーブ・イット・オア・ノット!」は彼が集めた不思議な話や奇妙な話を漫画にし、新聞で連載された漫画のタイトル。

ロバート・L・リプリーは1893年カリフォルニア州サンタローザ生まれ。幼少から得意だったな漫画の才能を生かし新聞社で働きだす。そして1918年に不思議な出来事や奇妙な出来事を新聞上で漫画化した「ビリーブ・イット・オア・ノット!(Ripley’s Believe or Not)」が好評を呼び、300紙、17ヶ国語で掲載されるようになる。やがて彼は「ビリーブ・イット・オア・ノット!」のために奇妙な出来事、不思議な出来事を捜し求める旅に出る。1929年に「ビリーブ・イット・オア・ノット!」が書籍になると、当時の大ベストセラーになった。この人気は続き40年代には彼のラジオ番組やTV番組がスタートする。彼は1949年に亡くなるまで30年以上奇妙なことや驚嘆に値する出来事を捜し求め、人生で世界を18周し198カ国を旅した。各国を飛び回る彼を当時の人々は「現代のマルコ・ポーロ」と呼んだ。

本作はは「エドウッド」の脚本家であるラリー・カラゼウスキーとスコット・アレクサンダーの脚本家コンビによって脚本化されている。ラリー・カラゼウスキーとスコット・アレクサンダーにとって伝記映画は得意分野だ。前述の「エドウッド」、そして主演する予定のジム・キャリーがアンディ・カウフマンを演じた伝記映画「マン・オン・ザ・ムーン」は彼らによる脚本だ。

パラマウントは2007年後半の公開に向けて来年10月にロンドンで撮影開始を予定している。